現役予備校講師に聞いた資格試験に受かる考え方・勉強法

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以前、現役の中小企業診断士の受験予備校の講師の方よりお聞きした、合格するための勉強法をご紹介します。

あまり短期で受かろうとしない

いくつかの難関資格を合格しているなど、自分の勉強方法が確立しているので、なければあまりにも短い学習期間で合格をしようとすると返って時間がかかってしまうそうです。

中小企業診断士はよく1000時間の学習が必要と言われますが、結果として短くなるのは全く問題ないですが、まずはそれくらいの学習をする覚悟が必要があります。

毎日何時間学習するという目標は挫折しずらいので、まずは時間を確保するという視点で生活の中に学習を取り入れていくのが良いそうです。

ムダなことはしない

ムダなことの代表は、ノートの作成です。

そらなりの時間もかかり、満足感や達成感があるためついついきれいなノート作りに時間を費やしてしまいがちですが、学習の費用対効果は薄い様です。

それよりは、過去問の演習等、合格に直結した学習に時間を裂くようにしなければ合格にはたどり着きません。

テキスト以外に様々な書籍等に手を出して行くことも、時間がかかるわりに得点が伸びない学習です。 

どうしてもわからない所を理解するために部分的に利用する程度で、あればそれ程問題ありません。

ただ、他の受講者が読んでいるという理由で様々な書籍を手にしてしまっている場合は要注意です。

科目合格は考えない

一発合格している方はもちろん科目合格なんてしていません。

苦手科目合格を得意科目で補って、戦略的に一次試験を合格しています。

科目合格は、仮に学習を途中で止めてしまつまても、直前の1~2ヶ月だけの追い込みで2、3科目の合格は充分可能です。

どうしても二次試験に直接関係しない科目を先にとってしまいたいということもあります。

思う様に学習が続けられず、科目合格狙いに切り替えると、学習の中断と直前の追い込みのような学習をしてしまいがちで、かえって時間がかかってしまいます。

逆に科目合格のメリットは、やはり2年間の科目免除です。

たまに、難易度が異常に低い科目がある場合があるので学習を始めたのが直前という場合でも科目合格できる場合があります。

その場合は、次年度学習しなくてよいですし、試験の雰囲気、スケジュール感を体験しておくのは良いことなのたで、可能であれば受けたほうがよいです。

以上、現役の予備校で講師をする診断士の方に聞いたお話しでした。

ご参考になれば幸いです。